【さいたま市】障害者就労の選択肢一覧と採用前に確認したい自分に合った職場の探し方！相談はお気軽に

障害者就労において、何より大切なのは働きやすさです。障害者に対してどれぐらいの配慮をしているかは、企業によって大きく異なります。採用後、実際に働き始めてから理想と違ったということがないように、きちんと条件をご確認ください。こちらではさいたま市の障害者就労において知っておきたい選択肢一覧と仕事の探し方を、アイトライ浦和センター（旧：アイトライさいたまセンター）がご紹介いたします。

障害がある人の働き方には、実に様々な選択肢があります。さいたま市のアイトライ浦和センターが障害者就労の選択肢を一覧でご紹介いたします。

一般企業（一般雇用枠or障害者雇用枠）

一般企業で働く場合、一般雇用枠と障害者雇用枠があります。一般雇用枠は障害がない人と全く同じ働き方です。一方で障害者雇用枠は、体調・特性に合わせた配慮を受けやすくなります。

特例子会社（障害者雇用枠）

障害がある人の雇用促進や雇用の安定を図るために設立された会社を特例子会社と呼びます。障害がある人にとって働きやすい環境が整っており、お困りごとに応じたサポートが受けやすいです。

福祉的就労（就労継続支援A型orB型）

福祉事業所にて、障害や体調への配慮を受けながら自分のペースで働けます。就労継続支援A型は雇用契約を結んで働くため、最低賃金額以上の給料が保証される点も特徴です。

自分らしく働ける場所を見つけるために、障害者就労において仕事を探すポイントを押さえておいてください。

仕事探しをする前

自分に合った仕事を見つけるために、まず行うべきなのが自己分析と企業研究です。

・自己分析
一般的な就職活動の内容に加え、障害特性による得意不得意や就業時間などの情報を整理しましょう。自己分析をしておくことで、より自分に合う職場が見つけやすくなります。

・企業研究
どのような事業を行っている企業なのか、どのような職場環境なのか、どのような人材を求めているのかを知ることも重要です。自分が持つ能力と企業の希望がマッチすれば、働きやすい職場になるでしょう。

求人を探すとき

・短時間勤務が可能どうか
体調に不安を抱えている人は、いきなりフルタイムで働くと疲れてしまいます。時短勤務やフレックスタイム制など、体調に合わせて働ける環境が整っているかをご確認ください。

・正社員登用制度があるか
障害がある人の離職において、労働条件が合わないという理由が多くを占めています。いずれ正社員で働きたいという希望があれば、正社員登用があるかどうかもあらかじめご確認ください。

就職活動時

・同じ障害がある人の雇用経験があるか
企業は、障害のある人が働きにくさを感じている問題の解決に取り組むことが法律で義務付けられています。ただし、中には障害がある人を雇用したことがないという企業も多いです。その場合、当事者にあった配慮がなされないおそれがあるため、注意が必要です。

自分と同じような障害がある人が働いた経験があるかどうかをご確認ください。

・合意形成
自分がどのような特性を持っているのか、どのような配慮を受けたいのかを企業側に伝えましょう。出来るだけ細かくまとめ、履歴書に記載したり面接時に人事担当者に伝えたりすることをおすすめいたします。

・雇用前実習の活用
実際の人間関係や職場環境は、採用後働き始めるまでわかりません。しかし、雇用前実習があれば、就職する前に就業のイメージを持つことが出来ます。この先自分が働いていけるかどうかの大きな判断材料が得られるでしょう。

仕事探しの自信がない、どうやって探せばいいかわからないという方は支援機関を頼るのも1つの手です。特に仕事探しやその後の職場定着に不安があるという方は、就労支援の利用をおすすめいたします。

さいたま市のアイトライ浦和センターでは、障害者就労の相談を受け付けております。安心して働ける職場を見つけたい、自分に合った職場を見つけたいとお考えなら、ぜひアイトライ浦和センターにご相談ください。ご利用をご検討の方は、さいたま市のアイトライ浦和センターが行っているプログラム内容と予定表の一覧を参考にしていただければ幸いです。

障害によって、働ける環境や条件がそれぞれ異なります。職場を選ぶ際はきちんと自分が求める環境や条件を提示し、お互いに納得した上で雇用契約を結びましょう。障害者就労相談を利用することで、より自分に合った職場が見つかりやすくなります。

アイトライ浦和センターでは、それぞれに適した個別支援を行います。障害者就労を支援するために、アンガーマネジメントやソーシャル・スキル・トレーニング（SST）のセミナーを開催しています。

さいたま市で障害者就労相談をお考えの方は、アイトライ浦和センターまでお気軽にご相談ください。