【リワーク】「無理のないペースで進めていくことが大切」 Uさん・40代・男性・うつ・技術職・通所期間6ヶ月

目次

■アイトライさいたまセンターを利用するきっかけ

コロナ禍でリモートワーク勤務となり、外出や対人コミュニケーションの機会が少なくなる中でうつ病が再発し3か月ほど家に閉じこもる日々が続いていました。その中で通院先からリワーク先としてアイトライさいたまセンターを紹介され、このままではいけないとの思いから一念発起して見学の予約を行いました。

見学当日はスタッフの方々にとても丁寧に対応していただき、また体験期間中においても通所されている方々や訓練中の雰囲気もよかったことからこちらにお世話になることにしました。

 

■アイトライさいたまセンターを利用してよかったこと

入所時に訓練費の給付申請など行政手続きについて詳しく説明いただき、申請時のフォローや付き添いも行っていただいたので大変助かりました。まずは、規則正しい生活を行って生活リズムを改善し維持することが主な目標でしたが、自分のペースに合わせて週2回から通所を始めて徐々に回数を増やし無理なく週5回の通所を達成し維持することができました。また、一人で家にいると他者とコミュニケーションを取る機会がどうしても限られますが、生活力や社会力などの向上を目的としたプログラムに参加する中で意見をグループで出し合う機会もあり程よい対人刺激を得ることができストレス耐性を高める訓練にもなりました。

 

■復職が決まった今の気持ち

通所回数を徐々に増やすとともに、訓練終了後に図書館に通って1~2時間過ごした後に帰宅するなど活動量を増やす取り組みを行いました。その結果、一定期間を通じて活動量を維持できているため仕事に耐えうる体力や集中力が回復したと医師に判断され復職が決定しました。復職にあたっては気負うことなく、無理のない範囲で仕事を行っていくことを心掛けていきたいと考えています。

 

■就職・復職を目指している方へのメッセージ

無理のないペースで通所や訓練を進めていくことが大切だと思います。長い訓練期間中には体調を崩してお休みしてしまうこともあると思いますが、休んだことによってモチベーションが下がってしまいさらに体調を崩すという悪循環に陥ってしまうことが多々あります。そのような時は素直に体調の悪化を受け容れて回復するまで休養することが重要です。焦りの中では遠回りに感じるかもしれませんが、何度失敗してもやり直せる場と心得て体調が上向いてから再挑戦すればよいのです。決してあきらめる必要はありません。

?

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次