「自分を知ることからはじめました」Sさん・40代・男性・うつ・技術工・通所期間6ヶ月

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■アイトライを利用するきっかけ

モノづくりの仕事に従事していたのですが、担当職務の増加と作業現場の環境の悪化をきっかけに「うつ」を再発し、退職を余儀なくされました。徐々に回復し、デイケアに毎日通えるまでになった頃、デイケアのスタッフと相談しながら今後のロードマップを作成しました。そして、就労移行支援事業所に半年通所してから職業訓練校に半年通所し、就労するのがベストとの結論に至りました。

 

■アイトライに通所してよかったこと

デイケアに通っていましたが、就労準備と位置付けるには時間枠もプログラムも緩すぎました。アイトライに毎日通い続けることで、生活パターンをより就業に近づけることができ、変化があっても負荷の急増によって体調を崩すことを未然に防げるようになりました。

もう一つは、集団訓練は勿論、個別訓練の時間枠においても、就労を最終目標にスキルアップに励む方々と共に過ごす環境に身を置けたことです。同士の存在は、モチベーションを保つ上で大きな効果がありました。

 

■職業訓練校への入校が決まった今の気持ち

現在は、ロードマップ通りに進めている喜びと、半年間慣れ親しんだところを離れる寂しさが入り混じった、複雑な気持ちがしています。

職業訓練校に進んだ後は、専門技術をもう一度鍛え直し、その分野の仕事に就くことが次の目標になります。

年齢の関係から「熟練工」の域まで達するのは難しいでしょうが、与えられた業務は責任を持ってこなし、信頼を得ること。そして、公認の「技能士」の認定を取得する事を目標としています。

 

■就職を目指している方へのメッセージ

安定して就業し続けたいという思いは、全員に共通するものでしょう。

その時、どうしても「職能の向上」に関心が向かいがちですが、それを支える「生活パターンの安定」が何倍も重要であることを、アイトライでのプログラムを通して学び、かつ実感しました。

まずは定期的な通所と、集団訓練への参加を目標にしてください。それにより、生活パターンと対人技能が向上します。進むべき道を見失ったときは、スタッフさんに相談してください。必ず道は開けます。

 

 

 

アイトライさいたまセンターは、さいたま市だけでなく、戸田市、蕨市、川口市、
上尾市、蓮田市、白岡市などにお住いの障がいをお持ちの方にも支援しております。

さいたま市浦和区障害者福祉サービス 就労移行支援事業所
アイトライさいたまセンター
電話番号 048-711-7467 (営業時間 9:00~17:00)
住所 〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂2-14-17 浦和マルゼンビル3階

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