SST ~言葉に頼らない伝え方~ ~ ロールプレイング ~
こんにちは。さいたま市浦和にある就労移行支援事業所、アイトライさいたまセンターの訓練生のKです。本日、スタッフのKさんの「SST」プログラムに参加しました。
今回のSSTでは、言葉に頼らないコミュニケーション(ジェスチャーなど)や、ロールプレイングゲームを行いました。
ロールプレイングでは、社会でよくある「遅刻」について、職場内の”あるある”状況を実演するというもの。
各チーム、4~5人に分かれ、さあロールプレイング開始です!
※下記は私の想像なので、若干実際と違います。
・Aさん:部長(部下に対し厳しく、曲がったことが嫌い)
- 「Bさん、ちょっと来たまえ。」「どうなってるんだ。」
- 「君は入社してから10回も遅刻しているじゃないか。」
- 「君は会社で働くというものを分かっているのかね。」・・・ちょっと怖いですね。。。
・Bさん:新人(入社4カ月目、遅刻は10回。)
(深刻な実家の事情を抱えているのを隠しています。)
- 「本当にすみません。」
- 「これからは気を付けます」・・・上辺だけでの謝罪では伝わらないですね。。。
・Cさん:直属の上司(柔軟な気遣いが出来る係長という感じ)
- 「部長、お疲れ様です。」「Bさんの遅刻の件でしょうか?」
- 「実は、その件で部長に相談したいと思っていたのです。」
- 「私の管理が悪いために・・・・・。」・・・中間管理職は胃が痛くなりそうですね
新人を問い詰める部長Aさん、板挟みの係長Cさん、遅刻の事情を相談できない新人Bさん。
ここでのキーマンはCさんです。よりよい解決に導いていけるのか?がCさんのミッションでした。
さてさて、私が参加したチームの会話の経過や結果はいかに。
約30分ほどロールプレイングを行いましたが、うまくいきませんでした。涙。
原因は、私の勘違い。単純ミスでCさん役だった私は部長Bさんの上司役を演じてしまいました。
もちろん、部長Bさんの上司はいないので、その時点でアウトですね・・・。
早とちりしてしまう、私の悪い癖です。毎度のことながら、反省です。
チームの皆さん、ご迷惑をおかけしてしまいました。
ロールプレイング後、観察役の訓練生より、色々とアドバイスをもらいました。
自分が他者の立場になることや、どのように他者へ配慮すればいいのか?の難しさをリアルに体験することが出来ました。
このロールプレイングを通じ、次のようなことの大切さを学ぶことができました。
- 今後就職活動で面接をする際、面接官の立場や思いを想像すること。
- どのように自分のことを伝えると相手に伝わりやすいかを考えること。
- 何度もロールプレイング分の練習をすること。
- 想像や理解、自己認識が、より一層スキルアップにつながること。
また、プログラム内では、なるほど~といった発見も沢山ありました。
面接での質問に答えられるよう、いかに自己の引き出しを用意するか、今後の就労に向けて、日々の個別訓練に取り入れていきたいと思います!
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