就労移行支援
アイトライでは、就職ができればどこでもよいという考えではなく、本人が希望する職種や長所を生かせる仕事に就けるように支援することを重視しています。
こんにちは。アイトライさいたまセンタースタッフのY.Tです
3月30日に行いましたSST講座は「会話を終える」がテーマでした。
皆さんは、会話を終えたいのに相手に遠慮して、なかなか終わりを切り出せずに話しを続けてしまい、自分の予定が崩れてしまったり、話に意識が向かず聞いていないことが相手に伝わったり、また、「時間がないので」とストレートに伝えてしまい相手との関係が気まずくなったりしたことはありませんか?
今回の講座では、上手に会話を終える方法を皆さんと一緒に考えました。
今回は、CES(Communcation Enhacement Session)の技法を使い「会話を終える」上手な方法について考えていきます。
《場面》
仕事を終え、その後、用事があるため帰ろうとしている時に、同僚から話しかけてきました。
「ちょっと聞いてよ~お客さんに怒られちゃった。私としては良かれと思って・・・・・」
どのように伝えると上手に会話を終えることが出来るでしょうか・・・
皆さんならどう上手に伝えますか?
いくつかのセリフの例を出し、そのセリフがGOODなのかBADなのかをまずは個人ワークで考え、その後でグループワークを行い、それぞれの考えを基にグループで導き出したセリフの順番をホワイトボードに貼ってもらいどうしてその位置に貼ったのか理由を話して頂きました。
このように張り出すことで、発言内容を客観的、視覚的に把握できること、同じ状況でもさまざまな答え方があること、セリフだけではなく声のトーン・表情などや相手との関係性によっても受け取り方が変化することに気づくことが出来たかと思います。
一般的に「会話を終える」ときには下記のとおりに伝えると相手が気持ちを察してくれます。
まず相手の話を受け止め、相手に対する思いやりの言葉をかける。そのあとで自分の今の状況を伝える。お礼や気持ちを伝える。 ? 非言語メッセージ(身振り手振り・表情・声のトーンなど)
一例はこんな感じになります。
「そうなんだ、大変だったね。ごめんね。今日はこれから約束があってもう帰らないと時間に間に合わないんだ。今度ゆっくり聞かせてね。じゃあ、お先に失礼するね。お疲れ様でした」と立ち去る。
いかがでしょうか?
これで上手に「会話を終える」ことが出来たと思います。
このようにSST講座では、参加された皆さんと一緒にテーマを考えて行きます。
参加してみませんか?
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