GATB職業適性検査を行いました。

みなさんこんにちは。さいたま市浦和にある就労移行支援事業所アイトライさいたまセンターのスタッフIです。
先週の火曜日にアイトライでは「厚生労働省編一般職業適性検査(GATB)」を実施しました。

職業適性検査は、様々な職業分野で仕事をする上で必要とされる代表的な適性能(知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応)を測定することで、個人の理解や適職領域の探索等、望ましい職業選択を行うための情報を提供することを目的としています。

検査は誰かと競うものではなく、自分の能力の高いところがどのような部分なのかを知ることによって、良い所を就職や職業選択に生かし、延ばしていこうというものです。なお、職業は自身の興味・価値観と併せて考えるものなので、この検査で測定されるのは職業適性の一部です。

皆さん流れるCDに耳を傾けながら、1問でも多くの問題を解くぞ！という殺気にも近い空気に包まれました。1項目が終わるごとに（時間以内ですべての問題は解けないようになっているので）もっと解きたかったと、悔しい表情を浮かべられていました。最後の問題が終わった時、皆さん口々に「疲れたー！」という声があがっていました。

これは検査で、テストではないのですが、大人になるとこういった試験を受ける機会はなかなかないので、皆さん必死に集中して取り組まれていたように感じました。

結果は約3週間後にわかります。自分の適性がある部分を知り、個性を生かせそうな職業分野を知って可能性を広げることに活用していただきたいです。