就労移行支援
アイトライでは、就職ができればどこでもよいという考えではなく、本人が希望する職種や長所を生かせる仕事に就けるように支援することを重視しています。
こんにちは。浦和にある就労移行支援事業所、アイトライさいたまセンターのスタッフMIです。
先日のプログラムは、SSTソーシャルスキルトレーニングでした。
今回は、職場であるあるなシチュエーションを想定し、どう対処するかについて話し合いました。
仕事でわからないことがあり上司に聞く場合や、上司が仕事でミスをした場合、または上司に怒られた場合で話し合いをしていきます。
よく質問をどのようなタイミングで行えばよいか、悩んだ方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
質問をするときは、次のタイミングがあります。
1、指示を出された時
2、作業が30%進んだ時
3、考えてもわからないことが発生した時
これらのタイミングでも、先輩や上司の時間を奪うことになるからな…
そのように考えてしまうときは、自分のための報連相ではなく、相手のための報連相というアクションだと切り替えていけばかなり心が軽くなりますよね。
上司で、よく「何でも聞いて」という方がいますよね。
しかしまた、「それくらい自分で考えてくれない?」という方も中にはいます。
しかし、この二つはどちらも上司にとっては本音なのです。
つまり上司は、一回取り組んでみて、わからないことを自分に聞いてくれというのが本音なのですね。
このように言ってたじゃん!と、愚痴を零す新人がいますが、協力して仕事を行う場では、最低限の努力も必要だということです。
もし上司のミスを見つけたときはこっそり柔らかい口調で伝えてみましょう。
ただ単に正論を刃のごとくぶつけても、後に残るのは教えてくれたという感謝ではなく反感になるものです。
伝え方を一歩間違えると、こじれる原因にもなりかねないので、気を付けるのがコツなのです。
怒られた時も、ただ自分はダメなんだ…と結果だけを見つめて落ち込むより、原因に焦点を当てていくと落ち込みにくい人になれます。
よく、「怒られ上手となれ。叱られている内が華。」と言われますが、まさにその言葉通りなのかなと私は思っています。
もちろん最初は分かっていても落ち込むことは多々あるでしょう。
しかし心掛け続けていたら、自然とダメージも少なくなります。
アイトライでは少しでも就労に向けて、日々の生活を生きやすくするために、人との関わり方を学んでいきます。
今後もこのような実用的な講座を開いていきますので、どうか宜しくお願いいたします。
■アイトライさいたまセンターは、さいたま市だけでなく、戸田市、蕨市、川口市、
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