7月29日開催：話の聴き方

こんにちは。浦和にある就労移行支援事業所、アイトライさいたまセンターのスタッフMIです。

本日は、話の聴き方講座が通所のプログラムで行いました。

皆さんは話を聞くとき、何か癖がありますか？

こんな人が中にはいるよねということで、

足を組んで話したり、腕組みをしたり、椅子に寄りかかって話したり…

それぞれ、実践で話し合っていただきました。

実際に行ってみたメンバーさんは、「違和感がある、話し辛い。」と感想を言っていました。

中には、普段行わない姿勢なので、体が攣る…！という人もいました。

つい、癖で腕組みをする人もいますが、なるべく避けた方が良い姿勢ですね。

次に、表情について皆さんと体験してみました。

無表情且つ、ワントーンで話してみたり、ジェスチャーなし、相槌をあえてしない、目線を合わせない…

ここまでくるとそんな人そういないのではと思われるかもしれません。

しかしそれぞれのポイントをきちんと行わないととても不自然で、話しかけにくくなるのは確かです。

次に、お互いにとって話しやすい距離を実際に取ってもらいました。

いざ行ってみるとなると、皆さんそれぞれに異なることがわかりました。

近い方が話しやすかったり、遠い方が話しやすかったりする人がいました。

色々な距離感がいて、自分がこのくらいの距離が最も適切と知っておけば、お互いのコミュニケーションのストレス回避に繋がることとなります。

今回は、姿勢、表情、距離を大切にするというテーマでお話させていただきました。

話の聴き方では、とても基本的なことが詰まっており、しかしどれも重要なことばかりです。

「何事にもベースを大切に。」これは何に対しても言えることです。

就職スキルや、生活スキルを培うにしてもベースがなければすぐにガラガラと崩れてしまうことでしょう。

そのため、急がば回れ。着実に歩んでいきましょう。

これからも、基本的なところから応用的なところまで幅広く支援を続けていきたいと思います。