わたしの本棚~?「こころ」夏目漱石~

みなさんこんにちは。就労移行支援事業所アイトライさいたまセンターのスタッフIです。

 

本日は土曜日のイベントとして「わたしの本棚」というプログラムを行いました。

内容はジャンルを限定せず、自分の読んでいる本の魅力を他のメンバーに紹介していくというものです。

日頃から読書を趣味としているメンバーの方も多く、皆さん読みたい心に火がついたようでした。

 


 

続けて、訓練生の方の読書感想文を5件のブログに分けてご紹介したいと思います。

 

?こころ/夏目漱石

漱石の著書を何冊か学生の頃読んでいたが、「こころ」は一番印象に残っている。どうしてかは先生や親友Kの気持ちにあまり共感できなかったからだと思う。今読んだら、どう感じるのだろうと読んでみた。Kの孤独感は強く感じた。先生も手紙に書いているように、罪悪感と孤独にさいなまれながらも奥さんを一人にするのを不憫に思い生きながらえてきたと。一般的には自分を必要としてくれている存在をこんなにも感じていても死を選ばざるをえなかった先生。親戚に欺かれ、人間不信になってしまい、親友のKを心ならずも欺いてしまい、結果Kは命を絶ってしまう。そして、先生に自殺され、遺された奥さんは何を思うのだろう?奥さんはKの気持ちには何も気付いていなかったのだろうか?Kの死をどう受け止めていたのだろう?先生がいつも行く墓参りのことはどう思っていたのだろう?先生の秘密は、どんな内容でも奥さんに関係ないことなら打ち明けられたのだろう。

まだ、自分なりの答えがでないところがあるので、また読みたいと思います。

 

こころ

 

■アイトライさいたまセンターは、さいたま市だけでなく、戸田市、蕨市、川口市、
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さいたま市浦和区障害者福祉サービス 就労移行支援事業所
アイトライさいたまセンター
電話番号 048-711-7467 (営業時間 9:00~17:00)
住所 〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂2-14-17 浦和マルゼンビル3階

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