わたしの本棚～③「告白」湊かなえ～

みなさんこんにちは。就労移行支援事業所アイトライさいたまセンターのスタッフIです。

本日は土曜日のイベントとして「わたしの本棚」というプログラムを行いました。

自分のおすすめの本を他のメンバーに紹介するという内容です。

訓練生の読書感想文を5件のブログに分けてご紹介します。

• ③告白／湊かなえ

映画化もされ、観たいと思っていた作品です。娘を殺された女性教師の復讐の物語です。娘の死は殺人ではなく、ただの事故で処理された。だが、女性教師は犯人をつきとめ、自分で罰を与えることにした。何人かの登場人物にスポットライトが当てられ、話が展開していく。犯人2人への復讐が、想像をはるかに超えていた。皮肉にも復讐されたことで、初めて家族への愛、慈しみを知ることになる。初めはほんの小さなことがきっかけで起きた事件。最後は主犯の子への復讐で終わっているが、これで終わるのか？と感じた。女性教師は被害者家族から、加害者になったが、復讐したことで後悔や罪悪感にさいなまれるのではないだろうか？展開が予想外でかんがえさせらドキドキする小説だった。