就職活動の進め方～障害の開示について考える～

みなさんこんにちは。就労移行支援事業所アイトライさいたまセンターのスタッフIです。

今週火曜日に、就職活動の進め方の講座を行いました。「障害開示について考える～自分にあった働き方って？～」というテーマのもと、障害をオープン（開示）にして働くこと、クローズ（非開示)にして働くことのメリット・デメリットについてチェックリストに基づいて話し合いを行いました。

どちらかが良いという視点で考えるのではなく、個人の考え、状況、状態に即してメリット・デメリットを考えてみようという考えのもと、皆さん一人ひとりが大事にしていることを共有しました。他の方の働き方の価値観を聞いて、どういう働き方がいいのか考えるヒントになったところもあると思います。

障害をオープンにして働くには、自分の病気や障害のことを十分理解しておく必要があります。その上で自分の障害や配慮してほしい点などについて、伝えることができるようにしておきましょう。障害をオープンにするか否かは個人の自由です。しかしオープンにして就職活動を行う場合は病気の説明をするわけではなく、どのような障害があるのか、どういった配慮があれば仕事ができるのか、といったことを伝えて前向きな就職活動を行いたいですね。