ストレスマネジメント講座　～メンタルタフネスを高める方法②～

こんにちは。スタッフのＡです。
10月27日、『ストレスマネジメント講座』を開催致しました。
ストレスマネジメント講座では、
前回から、ストレスに打ち克つ力を高める方法について紹介しています。
今回は下記の4つの方法を紹介しました。

・丹田呼吸法
・ヴィジュアライゼーション法
・アファメーション法
・セルフコンディショニング
その中から1つ。

「丹田呼吸法」をご存知でしょうか。

呼吸法には、大別すると「胸式呼吸」「腹式呼吸」がありますが、
丹田呼吸法は「腹式呼吸」に属します。

1）1、2、3、4…と心の中でゆっくり数えながら鼻から吸う。
2）吸ったところで息を止め、「1、2、3」と心の中で数える。
3）3まで数えたら今度はゆっくり口から音を立てながら、心の中で数を数えながら息を吐く。
4）3～5分間繰り返す。

ポイントは、「吸う」時間より「吐く」時間を長くすることなのですが、
長く吐くという事が、実際にやってみると意外と難しいのです。

息を吐く際には副交感神経が強く働くそうです。
よって、「吐く息」に意識を置いた呼吸法を行うと副交感神経の働きを高めることができ、交感神経とのバランスが取れるというわけです。

呼吸は人間の自律神経の中で、唯一意識的にコントロールできるものです。
ストレスで自律神経のバランスが崩れてくると様々な障害を引き起こします。

「丹田呼吸法」をマスターすると、意識的に自律神経のバランスを取り、自分を落ち着かせることができます。

訓練生の中にも、生活の中で試してみたいというお声を下さった方がいましたが、
とてもシンプルな方法で、いつでもどこでも日常的に取り入れることができますので、「丹田呼吸法」を是非試して頂ければと思います。

ストレスマネジメント講座では、
次回以降も、ストレスに打ち克つ力を高める方法について取り上げていきたいと思っています。

見学の方も大歓迎です。
講座へのご参加をお待ちしております。