ストレスマネジメント講座
こんにちは。
浦和にあります就労移行支援事業所アイトライさいたまセンター、スタッフのAです。
 先日、『ストレスマネジメント講座』を行いました。
今回から2巡目に入ります。
 心機一転、第一回目の講座として、「ストレスとは何?」というところから始めました。
 第一回の講座の目的は2つ
 1)ストレスマネジメントの定義の確認と必要性の理解
 2)「ストレス」についての理解
 
 まずはワークを行いました。
 どんな場面でストレスを感じるか、日常の色々なシーンを思い起こし書き出し、書き出したものを発表して頂きます。

全員に、各人が書き出したものを発表して頂きました。
・仕事でミスした時
 ・人とのコミュニケーショントラブル
 ・コミュニケーションそのもの(トラブルはなくても)
 ・物事がうまく進まない
 ・叱責された時
 ・苦手な場面、環境
 …等々、たくさんのシーンがホワイトボードに書き込まれていきます。
この全員から出てきた「ストレスを感じるシーン」を見て、自分も当てはまるもの、当てはまらないものに分類。
 リストの順に、自分も当てはまる場合だけ手を挙げて頂きます。
 ほぼ全員が手を挙げるもの、半分以下の人数しか手を挙げないもの…色々あって興味深く感じました。
 中にはすべてが当てはまると、全リストで手を挙げる方もいらっしゃいました。
ここで感じて頂きたかったのは、
 ・どんなシーンでも「ストレス」になりうる、という事。
 ・同じシーンでも、人によって「ストレス」と感じる人と感じない人がいるという事。
これが、「ストレス」を理解する上でも最も大事なことの一つであり、実社会における対応で難しい部分でもあります。
 「人によってストレスの感じ方は違う。」
 この認識無くして、「ストレスマネジメント」などありえません。
 その人にとって何がストレスなのか、どういう時にストレスを感じるのか、どうすることでストレスを軽減できるのか…
 人によって違うからこそ、まずは理解するところから「ストレスマネジメント」が始まるのです。
 講座の中では、ストレス」の三要素(ストレッサー、ストレス反応、ストレス耐性)について触れた後、ストレスとホルモンの関係を紹介し、「ストレス反応」の仕組みや「ストレス反応」の三段階について学習しました。
 「ストレス」を受けると人の脳や体はどのような反応をするのか。
 知ると怖くもなりますし、ストレスから体を守らなければ、と真剣に思えると思います。
 ご興味のある方はぜひ、ストレスとホルモンの関係や、ストレス反応の三段階について調べてみて頂けたらと思います。
 
 最後に、「ストレスとはあなたにとってどんなものですか?」という質問をしました。
色々な意見が出ましたが、個人的に興味深かったのは「ストレスとは生命活動である」という回答でした。
 「生きていれば、全ての出来事が『ストレス』になりうる。それは必ずしも悪いことではなく、良いストレスも悪いストレスもある」
 そのような意味合いで理解しましたが、「『言いえて妙』とはまさにこういう時に使う言葉なのでは」と思ってしまいました。
 「ストレスの3要素」のところで説明していたのですが、必ずしも悪い出来事だけでなく、慶事のような一般的なおめでたいと言われるようなことでもストレス要因になる、と一般的に言われています。
 言い換えれば、そのストレス要因によって引き起こされる「ストレス反応」の出方の違いによって、「良いストレス」と感じたり、「悪いストレス」と感じたりする…という事です。
 そう考えると、良いストレス、悪いストレス、あまり自分で感じないストレスも含めて、「ストレスとは生命活動である」と言えますよね。
 この名フレーズをかみしめながら、なるべく「悪いストレス」よりも「良いストレス」と感じられる自分でありたいなとしみじみ思いました。
 
 2巡目に入りましたこちらのストレスマネジメント講座ですが、私自身しっかり勉強しながら、引き続きお伝えしていきたいと思っております。
 見学の方も大歓迎です。
 ご予約はお電話 048-711-7467またはお問い合わせフォームから承っております。
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