アサーション講座 ～表現の仕方～

まだまだ朝晩寒いですが体調を崩しておりませんか…

アイトライさいたまセンタースタッフのY.Tです。

2月16日のプログラムではアサーション講座を行いました。

今回は、アサーティブにコミュニケーションを取る時には、相手と向き合う時の心の姿勢として大切な4つの要素があることをお話しました。

4つの要素

・誠　実

・率　直　　　　＋　非言語的な要素（態度・しぐさ・視線・表情・声のトーンや大きさなど）

・対　等

・自己責任

コミュニケーションをする時には、4つの要素 ?１を心掛けてみましょう。

～事例検討～

明日までに仕上げなければならない重要な仕事の作業中に、上司から「明日までに企画書の作成を」と指示されました。断りたい場合にはどのように対応しますか。

みなさんは上司からの指示だからといって、毎回我慢しながら自分の考えや思いを伏せて対応していると心が疲れたり、関係性が悪くなることもあるでしょう。だからといって「無理です」のような端的な表現をしますと、上司に本当の思いが理解されず、やる気がない、あるいは、ただの反抗に捉えられるなど誤解を与えてギクシャクすることもあります。素直な思いを伝えながら上手く断るときや相手に何かをお願いするとき、言いにくいことがあるときには、ＤＥＳＣ法のステップを踏んで表現すると良いでしょう。

DESC法とは、言うべきことをあらかじめ整理しておくやり方です。

ＤＥＳＣ法

【Ｄ】Ｄescribe　自分が対応しようとしている状況や相手の行動（事実）を描写する

【Ｅ】Ｅxpress 　自分の感情を表現・説明する

【Ｓ】Ｓpecify　 相手に望む行動、妥協案、解決策などの要求や代案の提案をする

【Ｃ】Ｃhoose 　提案に対する肯定的・否定的結果を想像し、その結果に対する選択肢を示す

今回は、個人ワークで【D】【E】【S】を整理して相手に伝えるときのセリフを考えて発表して頂きました。

みなさん上手に自分の気持ちを整理してセリフを考えておりました。