私のうんちくに参加して

こんにちは！アイトライさいたまセンター訓練生のＫです。

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土曜日に開催された「わたしのうんちく」みんなで自分が知っているうんちくをお互いに披露しあうという催しです。

私自身役に立つ知識があまり好きでは無く、古いテレビ番組に例えると「伊藤家の食卓」より「トリビアの泉」の知ったところで役に立たない知識の方が好きなので参加する事にしました。

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ただ正直、人に披露するほどのウンチクも無いので困っていたのですが、参加者全員大したウンチクは、無いとの事だったので安心しました。

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最初はスタッフさんのまねき猫の手のウンチク。

右手を上げている招き猫は金運を招く。

それに対して左手を上げている招き猫は、お客さんを招くといわれている

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これを聞いた所で、何のプラスもマイナスも無い純粋なウンチクで、中々驚きました。

これぞウンチクですよね。

これを読んでいる方もまねき猫の手が右か左で招く対象が違うというウンチクを今知った訳ですが、特に何も感じなかったと思います。

このまねき猫のウンチクを知っていた事があなたの生死を分けるなんて事もありませんし、知っていたら…と後悔する事も無いでしょう。

これがウンチクの醍醐味ですよね。

建築物に例えると階段を登った先が壁になっているかの様です。

なんのためにそこにあるのか？人はその疑問を胸に静かに今来た階段を下りる事しか出来ません。

シジフォスの岩の様だと再度例え直してみるのも良いかもしれません。

知識のトマソンそれがウンチクの正体でしょうか。

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そして追加のウンチクは右手を挙げているのが雄猫、左手を挙げているのが雌猫。

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丁度まねき猫の性別を知りたいと思っていたので、大変助かりました。

今まで、まねき猫の性別を知らずに生活していて、何度も困難がありました。

まねき猫の性別さえ知っていたら何度も思いました。

私が病院で産声をあげた時、高校受験、就職活動　その時まねき猫の性別さえ知っていたら今と全く人生があった。そんな風に思った人はいないのでは無いでしょうか？

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建築物で例えると窓を開けると壁になっているかの様です。

なぜ窓があるのだろう？この窓を開けさせる事で何を見せたいのだろう、壁か？？窓そのものを見せたいのか？窓を建物と外界を分ける機能ではなく窓を窓そのものとして感じる。例えをさらに重ねるなら絵の入っていない額縁そのものを鑑賞する様な事なのかも知れません。そう思いながら窓を閉める事しか出来ません。

これがウンチクでしょう。

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さらにウンチクについて考えると人に言って会話が弾まない様なコミュニケーションツールとしても機能しないウンチクこそ真のウンチク。

純粋なウンチクなのかと柄にもなく考え込んでしまいました。

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自分以外の皆さんのウンチクを聞いてとても楽しめました。

単純に知らない事を知れるって楽しい事ですよね。