就労移行支援
アイトライでは、就職ができればどこでもよいという考えではなく、本人が希望する職種や長所を生かせる仕事に就けるように支援することを重視しています。
こんにちは!
アイトライさいたまセンタースタッフのY.Tです。
9月12日(火)4コマ目のプログラムはSST講座でした。
今回のテーマは、ビジネスでも普段の生活の中にでもよく見られる場面をテーマに行いました。
皆さんは仕事を引き受けた際に、「相手の言った通りにしたのになぜか怒られた」というような経験をしたことはありませんか・・・
今回は、下記にある場面を取り上げてみました。
==事例検討==
上 司:山田君、この仕事お願いな。急がないから適当にやっておいて
山田君:はい
~1週間後~
上 司:おい、山田君。ところで、この前頼んだ仕事どうなった?
山田君:急ぎではないと言われたので、まだやっていません
上 司:確かにそうは言ったけど限度があるだろう
山田君:すみませんでした
いかがですか。このような会話はよくありますよね。
今日は、この会話をどう感じたかを参加されたメンバーさんひとりひとりに発表してもらいました。
「期限を伝えて欲しい」・「適当は曖昧過ぎる」・「限度と怒られても困る」・「期限を確認しておくべきだった」・「適当と言われていても仕事に手を付けておくべき」・「途中です。と、ごまかすといいかも」などの感想がでました。
出して頂いた感想を共有した後で、上司と山田君の対応について、改善点をグループワークで話し合いをしました。
上司がきちんと期限を言うのが理想ではあるが、曖昧な指示で仕事を振られることは多いと思います。
その様に仕事を振られた時には、いつまでに・どの様に(内容・仕上がり)・仕事の優先順位の確認・中間報告などの報連相は自分の方からするように心掛けましょう。
講座の最期に復習として、次のシーンをロールプレイで行ってみました。
『これから会議があるのでコピー取っておいてね』と先輩から言われたら、皆さんはどのように受け答えしますか?
このようにSSTでは、社会の中で受けるストレスに対応していく力を身に付ける勉強をしています。
余談ですが、この講座の翌日、センターの近くで行われたイベントにメンバーさんと出かけたスタッフが、お昼を過ぎても戻ってこないと他のスタッフと話しをしていたら、SST講座に参加されてたメンバーさんより「それは、昨日のSSTの内容と同じですね」と・・・ 確かに!!
ちゃんとメンバーさんは講座の内容を理解してくれていました。
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